【銘柄診断】ドウシシャはLED照明など自社開発品が好調、株価は割安水準

2012年3月20日 15:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ドウシシャ <7483> は1月27日に2450円の昨年来高値に買い進まれるなど、新年入りとともに浮揚力を強めてきた。現在はそこからの調整局面だが、押し目買いが流入し、高値圏で頑強な動きを続けている。

  今2012年3月期第3四半期累計の業績は、営業利益が77億5100万円と前年同期比8%増を確保した。収納・家庭用品、電化製品、ホビー商品、100円ショップ向け商品など、大手企業が開発できないニッチ(すき間)商品を自社開発しており、節電や寒さ対策でLED照明、セラミックヒーター、加湿器などが伸長していることが好業績の背景。

  今3月期も営業利益90億円と前期比16%増益を見込み、好業績を継続する見込み。PER8倍台、PBR1倍と株価は割安なのだが、株価を押し上げるほどのパンチ力のある材料に欠けるきらいは否めない。高値圏でのもみ合い場面が継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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