【銘柄診断】リーガルコーポレーションは中国に注力、製造小売業への展開推進

　　紳士靴や婦人靴の製造・卸・小売りを展開するリーガルコーポレーション <7938> （ＪＱＳ）は上昇トレンドに弾みを加えてきた。機能性重視の商品が売上を伸ばすなど震災からの復興需要が堅調に推移し、リーガルブランド日本上陸５０周年を記念する施策など、さまざまなブランド施策や販促施策の効果もあり、今２０１２年３月期の第３四半期累計決算は営業利益１８億９２００万円と前年同期比６７％増のすこぶる好調な決算となった。

　　つれて今３月期通期についても増額修正したが、営業利益は１６億円から１９億５０００万円（前期１１億６６００万円）への引き上げ。第３四半期までの進捗率９７％に照らしても、最終的に上振れての着地はほぼ確実視されるところ。ここへきて着実に店舗が増加しており、製造小売業としての形態を強めていることが評価を高めている。

　　また、海外戦略として中国に注力し、リーガルブラントの中国での浸透を加速させており、海外の収益貢献への期待感も株価のプラス評価につながっている。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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