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【銘柄診断】ゼンショーは中国を中心とする海外展開積極化で収益発展を目指す
牛丼の「すき家」や「なか卯」などのファミレスを展開するゼンショー<7550>(東1)は高値圏でのもみ合いが続いている。[写真拡大]
牛丼の「すき家」や「なか卯」などのファミレスを展開するゼンショー <7550> は高値圏でのもみ合いが続いている。
今2012年3月期第3四半期累計の営業利益は171億4000万円と前年同期比39%の大幅増益を達成した。牛丼の「すき家」では牛丼250円セールを定期的に実施したほか、「白髪ねぎ牛丼」(並盛380円)などの新商品や「うな丼」(並盛680円)などの季節商品も積極的に投入した効果。
今3月期通期についても営業利益257億4300万円と前期比45%の大幅な増益を見込んでいる。牛丼業界では勝ち組最右翼にランクされるが、先行きについては常に少子化による先細り懸念が払拭できないため、株価評価も抑えられがちだ。
そうした点を踏まえ、同社は中国を中心に海外売上高比率を2014年度には15%に、19年度には27%(中国における1,000店舗以上の出店)に高める計画。それらが軌道に乗り始めれば、株価も新たな評価を勝ち取ることになりそう。PER14倍台と居心地のいい水準で、株価はもみ合い継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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