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【銘柄診断】ダイキン工業は今期減額だが、円高一巡などで増額余地が発生する
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ダイキン工業 <6367> は戻り相場を指向している。今2012年第3四半期累計の決算は営業利益が603億円と前年同期比7%増を達成した。
主力の空調・冷凍機事業は国内市場では節電効果を訴求した高付加価値商品が伸長し、海外市場では中国などの新興国需要が拡大した。
また、自動車関連を中心にフッ素樹脂やフッ素ゴムが好調に推移したことが背景。ただ、今3月期通期については営業利益を900億円から780億円(前期754億円)へ減額した。
今回の修正内容は、欧州の需要減や円高リスク、さらにはタイ洪水の悪影響、空気清浄機のリコール費用億円、第4四半期の減産などの各種リスクをすべて織り込んだもの。修正に際しては1ドル=75円、1ユーロ100円を前提としており、これだけでも今3月期の大きな増額要素になる。
中国をはじめ新興国向けにエアコン需要は今後とも着実に伸びる見通し。2月29日の2462円からの調整は一巡しており、戻り3波入りはそう遠くないタイミングで訪れそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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