【銘柄診断】みずほフィナンシャルグループは経営変革を評価する相場に発展も

2012年3月16日 14:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  みずほフィナンシャルグループ <8411> は着実な出直り波動に乗っている。景気回復を予見し始めている相場の最終ランナーとして銀行株全体が見直される流れに乗ったもの。

  同社の利益はメガバンクの中で相対的に見劣りする状況であったが、経営改革へ向け、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の2014年3月期上期中の合併を決定、一足早く来2013年3月期から実質ワンバンクへ移行する方針を打ち出しており、人員の3000人の削減なども含め、打ち出された計画は前向きに評価できるものが多い。

  今2012年3月期は税引き利益4600億円と前期比11%増を見込むなど業績は好調だ。PBRは0.8倍、利回りは4.3%と指標はなお割安である。結構利回り買いを呼び込んでいるニュアンスもあり、今3月期の配当落ち後も強調を維持できるかどうかだ。経営変革を評価する本格出直り相場入りへ発展する可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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