【銘柄診断】日本金銭機械は今・来期と連続増益、カジノ法案が目先人気誘引も

2012年3月14日 18:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本金銭機械 <6418> (大1)が2月7日の565円へのダメ押しを経て、戻り相場の勢いを強めてきた。

  国内はパチスロ関連機器や景品管理システムなど遊技市場向けが好調。欧州は金融危機の余波で伸び悩むが、競争が激しい北米ではカジノ向け製品を強化していることなどから、今2012年3月期の累計決算では営業利益が5億3900万円(前年同期3億6300万円の損失)と大幅に好転した。

  今3月期通期でも営業利益6億8000万円と前期比26%増益を想定している。また、今国会の会期が終了する6月までにカジノ法案の提出が予定されており、法案成立への期待感が株価の上げをサポートしていく可能性もある。

  マカオなどカジノ向け機器の拡販で来2013年3月期も業績は続伸するものと思われるが、水準的にはまだまだ物足りない。

  PBRが0.8倍と低く基本はその訂正高相場と思われるが、そこにカジノ法案など思惑的な要素がどれだけのパンチ力を与えられるかだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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