未来の開発環境? インタラクティブなプログラミング環境のデモが話題に

2012年3月14日 07:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 本家/.で「A Better Way To Program」と言うサイトの中にある「Inventing on Principle」と書かれた動画が話題だ。この1時間ほどの長い動画では、現在のプログラム言語の抱える問題を指摘している。動画では現在のプログラマが抱える縛りを解き放つには「interactive」、つまり双方向性を有したプログラム環境が必要だという。

 プログラマーはコードを書き、それをコンパイルし、コンパイルが終わったら実行してデバッグを行うのが一般的だ。しかし、この動画中のプログラミング環境では、コードを書いて選択するとそのコードの行の上にスライダー(時間経過などを指定できる)などが現れる。スライダーを動かすとその場で書いたコードをリアルタイムに実行できるというものだ。このように、動画内の環境では直感的なインタフェースを使い、無駄な時間であるコンパイル無しで素早く動作確認ができる様子が見て取れる。

 本家/.のコメントではこの環境は素晴らしいという意見もあれば、この開発ソフトのような仮想環境とコンパイルして実際のPC上で試すのとでは大きな違いがあるので実用性に課題があるといった意見などがある模様。

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