【銘柄診断】コマツは来3月期の連増増益取り込み、3段上げ相場を目指す

2012年3月14日 10:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  コマツ <6301> が10月5日の1449円をボトムに出直り相場に入ってきている。震災復興関連として昨年5月に2926円の高値を示現したが、その際には中国向けの輸出増による好業績期待も人気を加速した。そして、その後の下げでは景気悪化による中国向けの輸出ダウン、業績停滞の連想が嫌気売りを誘うことになった。

  しかし、実際は中国以外の新興国向けの売上げ増で今2012年3月期は2820億円と前期比26%増が見込まれている。国内の復興需要が本格化するほか、中国も利下げによる景気回復への期待感が強まっており、来2013年3月期は今3月期に比べ状況はさらに好転するものと思われる。

  PERが12倍に上昇したため株価は一呼吸入れているが、来3月期の増益を取り込む局面になれば再び割安買いが膨らむことになりそう。チャートは3段上げ相場を残している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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