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レンズをなくすことで電子顕微鏡の限界を突破する新技術
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 透過型電子顕微鏡(TEM)は原子の機能などの研究に欠かせない存在だが、70年以上の間、その性能はレンズの限界に束縛されてきた。この限界を破るため、電子顕微鏡からレンズを省く「Electron Ptychography」と呼ばれる新手法が開発されているという(Sheffield University、本家/.、ナノテクジャパン)。
この手法では、対象となるサンプルを通過した散乱電子波の強度分布から画像を形成するという。この技術はまだ実験段階だが「我々は,電子レンズの分解能の限界を5倍凌駕できることを示した。同じ手法で、原子の直径の1/10の分解能を達成できるだろう」と述べられている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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