【銘柄診断】幼児活動研究会は独自指導のYYプロジェクトが順調に拡大する

2012年3月12日 14:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  幼児活動研究会 <2152> (JQS)は12日、53円高の1653円と3営業続伸している。

  今2012年3月期の累計決算は営業利益3億5200万円と前年同期比31%の減益となった。ただ、これには保育園の直接経営を行うための投資資金1億2800万円が寄付金として計上されているためで、実質的には小幅の減益である。

  2005年に立ち上げた独自の指導を行うYYプロジェクトのブランド力が高まり、指導会場数は前年同期末の172園から今期第3四半期末には192園へ増加している。

  このため、今3月期については営業利益が5億3000万円(前期6億3500万円)へ、従来の4億6500万円から引き上げられた。寄付金を勘案すれば好調な決算とも言える。少子化の流れが懸念材料ではあるが、サービス内容の充実などにより差別化を図る方針。当面は来2013年3月期の動向に関心が集まりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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