光岡自動車と京セラがコラボ、京都オパールをエンブレムに採用した特別仕様車

2012年3月8日 16:42

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『Galue Classic jewel』(画像:光岡自動車)

『Galue Classic jewel』(画像:光岡自動車)[写真拡大]

  • 『Galue Classic jewel』エンブレム(画像:光岡自動車)
  • 『Viewt jewel』(画像:光岡自動車)
  • 『Viewt jewel』エンブレム(画像:光岡自動車)

 光岡自動車(本社:富山市)は8日、京セラが開発した装飾用素材「京都オパール」をエンブレムにあしらった、特別仕様車2車種『Galue Classic jewel(ガリュークラシックジュエル)』および『Viewt jewel(ビュートジュエル)』を、3月9日より販売開始すると発表した。光岡自動車が宝石を採用したクルマを発売するのは今回が初めてとなる。

 今回発売する特別仕様車は、光岡自動車が展開するラインアップの中でも高い人気を誇る『Galue Classic』と『Viewt』シリーズで、ブランドの象徴ともいえるエンブレムに京セラの「京都オパール」を採用した。存在感のある宝石の輝きによって、神秘的で高級感漂うデザインのクルマに仕上がっている。

 『Galue Classic jewel』は、20台のみの数量限定モデル。ボディには真珠のような輝きを放つ漆黒の塗装「ブラックマイカ」を、本革を贅沢に使用したシートには「ダークレッド」を採用することで、『Galue Classic』の特長である“高級感”と“癒しの空間”を演出する、上品な色合いとなっている。また、京都オパールのエンブレムを3ヶ所(ラジエターグリル上部、左右のフロントフェンダー部)に貼付することで、クラシックなエクステリアデザインに相応しい仕様となっている。価格は278万円。
 
 『Viewt jewel』は、クラシックで愛らしいデザインに高級感をプラスした特別仕様車。“宝石”、“本物”、“ハイセンス”をテーマに、素材ひとつひとつにこだわり、顧客の心を動かすストーリー性のある製品を目指した。ボディカラーには、『Viewt』シリーズの中で最も人気の高い「クリーミーホワイト」、「ブラックメタリック」、「フランボワーズレッド(2P)」の3色を採用。京都オパールを施したエンブレムを4ヶ所(ラジエターグリル上部、左右のリヤドア部、トランクフード部)に貼付している。さらに、シートの素材には、最も高級とされる子牛の本革「カレドニアンレザー」を使用した。価格は203万7,000円から。

 光岡自動車は、「独創的なクルマに乗る喜びをより多くの人々に伝えたい」との思いから、完全受注生産により、クルマ一台一台を、職人の手によって丹精を込めて作り上げている。今回、数々の素材を模索する中で、天然のオパールと同様の多彩な輝きを有することに加え、さまざまな形状に加工が可能な京セラの「京都オパール」に着目し、両社のコラボレーションが実現した。

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