ホンダ、欧州仕様「CR-Vプロトタイプ」をジュネーブモーターショーで初公開

2012年3月7日 11:49

印刷

CR-Vプロトタイプ(欧州仕様)(画像:ホンダ)

CR-Vプロトタイプ(欧州仕様)(画像:ホンダ)[写真拡大]

  • NSXコンセプト(画像:ホンダ)

 ホンダは6日、同日から開催されているジュネーブモーターショーで、2012年秋に欧州で発売となる「CR-V」のエクステリアデザインの方向性を示した「CR-Vプロトタイプ(欧州仕様)」を初公開したと発表した。

 また、ホンダは、ジュネーブモーターショーにおいて、英国の四輪車生産会社であるホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(Honda of the U.K. Manufacturing Ltd.)が、2012年の生産台数を2011年比でおよそ2倍の約18万台に増産する計画を発表。さらに、欧州専用の新型「シビック(5ドア)」に新型1.6L i-DTECディーゼルエンジンを搭載したモデルを、2012年中に生産開始することについても発表した。同モデルのCO2排出量は、95g/kmとクラストップの燃費性能を達成する見込み。

 加えて、「NSXコンセプト」をベースとしたスーパースポーツは、3年以内に米国で発売を開始した後、欧州においてはHondaブランドで発売する予定であることも明らかにした。

 記者会見で、ホンダの常務執行役員で英国現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長の西前 学氏は、「新型シビックや新型CR-Vの寄与により、英国工場の四輪車生産は昨年の2倍近い18万台に達する見込みで、シビックの生産ラインは5月から2交代制とすることで生産体制を強化する。年内には、『EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)』の欧州第一弾である新型1.6L i-DTECディーゼルエンジンを新型シビックに搭載する予定で、今後も欧州市場へ魅力ある商品を投入していく」と語った。

関連記事