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【銘柄診断】エーザイは上がってもなお高利回り、新薬好調で業績も高水準続く
記事提供元:日本インタビュ新聞社
エーザイ <4523> は昨年9月の高値3300円をクリアーし、新展開に踏み込んできた。株価が上がってなお配当利回りは4.5%と高い水準にあり、配当取りを狙った買いが継続的に流入している模様だ。
配当をとっても落ち後に株価が下げに転じては元も子もないが、同社の場合、今2012年3月期の営業利益は1000億円(前期1131億円)と小幅の減益にとどまる見通しだ。
アルツハイマー型認知症治療剤アリセプトが2010年11月に米国で特許切れを迎え今期は減収圧力が強いが、乳がん治療剤ハラヴェンなどの拡大で補っていくことが高水準の利益確保の要因。
アナリスト筋は来2013年3月期についてもほぼ今3月期並みの水準を確保できるものと見ている。アリセプトの期限切れ後を懸念する形で株価は2007年1月の6670円から長い整理に入っていたことで、懸念材料は織り込み済みだ。配当取りから出直り相場へ結びつく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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