【銘柄診断】しまむらは3期連続の最高営業益観測報道も利益確定売りで続落

2012年3月5日 10:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

しまむら<8227>(東1)は5日、140円安の8540円まで下げて3営業日続落しているが徐々に値を戻しつつある。

しまむら<8227>(東1)は5日、140円安の8540円まで下げて3営業日続落しているが徐々に値を戻しつつある。[写真拡大]

  しまむら <8227> は5日、140円安の8540円まで下げて3営業日続落しているが徐々に値を戻しつつある。前週末土曜日3日付けの日本経済新聞で、同社の2012年1月期の営業利益が、昨年9月の上方修正値を上ぶれて前期比1割増の430億円程度に上ぶれ、3期連続の過去最高更新と観測報道されたが、反応は限定的で今年2月29日につけた昨年来高値9000円水準で利益確定売りが増勢となっている。

  観測報道によると、同社の1月期業績は、主力の低価格衣料品「しまむら」業態で、東京、大阪などの大都市圏に42店舗を積極的に新規出店してトレンド性や機能性を高めたプライベート商品の品揃えを強化、若者向けの「アベイル」業態も好調に推移したことが上ぶれ着地要因と分析された。

  株価は、昨年12月末に開示した第3四半期業績が続伸して着地したが、輸出主力株買い・内需株売りの相場展開で8000円台割れの下値を試し、輸出主力株買いの一巡で昨年来高値まで逆行高した。PERは13倍台と割安で、目先売り一巡後に信用好取組も支援し再騰展開が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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