【銘柄診断】丸千代山岡家は今1月期増益転換の公算も、配当落ち埋めを目指す

2012年3月2日 18:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ラーメン専門店「ラーメン山岡家」を北海道、東北、関東、東海地区にチェーン展開する丸千代山岡屋<3399>(JQS)は前2012年1月期末に年5000円の高配当を一括して実施したため、その後はほぼ配当の落ち分に相当する水準へ居所を変え、もみ合い展開に入っている。

ラーメン専門店「ラーメン山岡家」を北海道、東北、関東、東海地区にチェーン展開する丸千代山岡屋<3399>(JQS)は前2012年1月期末に年5000円の高配当を一括して実施したため、その後はほぼ配当の落ち分に相当する水準へ居所を変え、もみ合い展開に入っている。[写真拡大]

  ラーメン専門店「ラーメン山岡家」を北海道、東北、関東、東海地区にチェーン展開する丸千代山岡家 <3399> (JQS)は前2012年1月期末に年5000円の高配当を一括して実施したため、その後はほぼ配当の落ち分に相当する水準へ居所を変え、もみ合い展開に入っている。

  前2012年1月期決算は営業利益3500万円と、前期比86%の大幅な減益となった模様だ。同社は北海道地盤のラーメンチェーンだが、全国的な消費抑制感や食に対する安全意識の高まりなど、消費者の生活防衛への意識が高く、厳しい経営環境に押されていることが響いている。

  特に既存店の落ち込みが大きかったことから、今2013年1月期はその立ち直りに本格着手する。そのため、今1月期は回復決算となるものと思われるが、新規出店を抑えることで回復力が抑えられる可能性もありそう。

  株価は昨年も今回とほとんど同じような動きを見せており、その例に倣えば今後は配当落ちを埋めにいくパターンが想定されるのだが。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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