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【銘柄診断】トリドールは想定上回る増益を確保、海外展開も評価のプラス要素
トリドール<3397>(東1)は昨年8月以降高値圏でのもみ合いが続いていたが、2月に入り、そのもみを上離れ、ゾーンを一段上に引き上げてきた。[写真拡大]
トリドール <3397> は昨年8月以降高値圏でのもみ合いが続いていたが、2月に入り、そのもみを上離れ、ゾーンを一段上に引き上げてきた。経営資源を集中している「丸亀製麺」では、「できたて」「手づくり」へのこだわりと、低価格が消費者ニーズを吸収、売上げを伸ばしている。
今2012年3月期第3四半期累計の営業利益は52億9900万円と前年同期比41%増を確保した。会社側は今3月期通期の業績については営業利益62億8000万円、前期比31%増という昨年10月に修正した数字を据え置いた。第3四半期累計の達成数字と比較すれば今3月期の増額はかなり確実視されるところ。成長性をひとまず織り込み済みの感触で動いていた株価が、改めて見直し買いを誘うきっかけになったようだ。
会社側は海外事業の展開に積極的で、すでにハワイ、香港、上海、北京に子会社を設立し、「丸亀製麺」を中心に出店および出店準備を進めている。1月にはタイで「丸亀製麺」1号店をオープンしており、株価評価にグローバル化という新たな要素も加わりつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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