シャープ、手書き入力可能なタブレット型学習端末を発売 「BIG PAD」とも連携

2012年3月1日 18:07

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タッチディスプレイ「BIG PAD」と連携したインタラクティブな教育ソリューションの実演(写真:シャープ)

タッチディスプレイ「BIG PAD」と連携したインタラクティブな教育ソリューションの実演(写真:シャープ)[写真拡大]

  • タブレット型学習端末<JL-T100>(画像:シャープ)

 シャープは1日、10.1型ワイド液晶にタッチパネルを採用し、付属のペンで手書き入力ができる、タブレット型学習端末「JL-T100」を発売すると発表した。発売日は3月下旬。

 同端末は、外光の映り込みを抑えるノングレア液晶を採用。文字や図形が見やすくなっている。付属のペンは断面が丸みを帯びた三角形で持ちやすく、またタッチパネルは画面に手が触れても反応しにくいため、手を添えて細かい文字がしっかり書き込める。これにより、これまでの紙を使った学習と同じように手で書いて学ぶことを可能にした。

 さらに、デジタル教材や学習動画などのコンテンツを一覧表示するソフトを採用し、ペンでデジタル教材に書き込んだ内容を保存できる。また、単語や文章をマーカーし、その部分だけを不透明にして暗記学習をしたり、学習動画の再生速度を4段階に調整できるため、効果的なリスニング学習も可能。

 タッチディスプレイ「BIG PAD」と連携することで、学校や塾などでインタラクティブな授業が実現できるのも特長。例えば、先生から配信された問題を生徒各々の端末で解答し、その解答を「BIG PAD」に表示させて、授業をすることができる。効果的な学習指導や生徒の学力向上に適したツールとして活用できる。

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