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エクササイズ系ゲームを子供に与えても、子供の運動量は増えない?
あるAnonymous Coward 曰く、 バーチャルボクシング、ボウリングやダンスなど「エクササイズ系」のゲームは多々あるが、これらをプレイしても子供たちの運動量は増加しないことが研究で明らかになったそうだ(International Business Times、本家/.)。
研究では9~12歳の子供78人に任天堂のWiiを貸与し、半数にはWiiスポーツやダンスダンスレボリューション ホッテストパーティなど身体を動かすゲームから、残りの半数にはスーパーマリオギャラクシーなど非エクササイズゲームから好きなタイトルを選ばせたとのこと。調査期間は13週であり、その半ばには同じカテゴリの新たなゲームを選ぶことができた。子供たちは1週目と6、7週目および12週目にそれぞれ1週間、合計4週間に渡り加速度計を使って運動量が追跡された。
その結果、身体を動かすゲームを選んだ子供たちの平均運動量は25~28分/日、非エクササイズ系のゲームを選んだ子供たちは平均26~29分/日であり、全く差がみられなかったとのこと。
エクササイズ系のゲームをプレイすることで日々推奨される運動量をこなすことはできないとしても、多少は運動量が増えるとの予想を覆す結果に研究チームは驚いたといい、この研究結果はエクササイズ系のゲームをプレイしても運動量増加という健康上の利益は生まれないことを示唆しているとのことだ。
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