電子書籍におけるフォントライセンス問題

2012年2月27日 15:13

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 最近書籍の電子化が話題だが、電子化の障壁となる思わぬ問題が明らかになった。フォントのライセンスだ(電書業界にフォントメーカーから冷水BUKKAKE祭り)。

 フォントのライセンスはメーカーごとにばらばらで、たとえば既存の書籍をスキャンして画像データ(画像を埋め込んだPDFも含む)として提供する場合と、PDFにフォントを埋め込む場合とでは扱いが異なる場合がある。また、スマートフォンなどに多いアプリ型の電子書籍でフォントをアプリに埋め込む場合もまた微妙な問題となる。

 電子書籍時代、「フリーなフォント」が今までとは別の意味で注目される日が来るかもしれない。

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