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【注目の決算発表】国際石油開発帝石は4回目の業績上方修正で最高純益を更新し続伸
国際石油開発帝石 <1605> は6日、1万1000円高の53万2000円まで上げて続伸している。前週末3日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、今期4回目となる3月通期業績の上方修正を発表、4期ぶりに過去最高純利益を更新し、市場コンセンサスを上回ることが、資源関連の割安株買いを拡大させている。
3月通期業績は、昨年8月、11月、12月と上方修正されてきたが、その12月の再々増額値をさらに引き上げた。売り上げを580億円、経常利益を480億円、純利益を100億円それぞれアップさせたもので、純利益は、1750億円(前期比36%増)と2008年3月期の過去最高(1732億4500万円)を更新するとともに、市場コンセンサスも80億円強上回る。
通期前提の原油価格(ブレント原油)を昨年11月予想の1バーレル=104.8ドルから108.3ドルへ、原油販売数量も3Qまで1.6%増となったことが要因となっている。
株価は、東日本大震災・原発事故発生に伴う石油代替特需思惑で昨年来高値67万4000円をつけたが、その後の再三の業績増額も、原油先物(WTI)価格の下落が響いて反応がなく、45万円まで調整、WTI価格の持ち直しとともに3分の1戻し水準までリバウンドした。PER11倍台の割安修正で一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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