ニコニコ動画向け広告サービス「ニコニ広告」でステマキャンペーンを実施

　ニワンゴは20日、同社が運営するインターネット動画コミュニティサイト「ニコニコ動画（原宿）」のユーザー向け広告サービス「ニコニ広告」にて、本日より、ステマが気軽に楽しめるキャンペーン「ニコニコ新春ステマ祭り」を実施すると発表した。なお、「ステマ」とは「ステルスマーケティング」の略で、消費者に宣伝と気づかれない形で広報を行うことを意味する。

　「ニコニ広告」は、ニコニコポイントを使ってユーザーが動画や生放送を宣伝することができるサービス。宣伝したい動画と特定のタグを指定してニコニコポイントを支払うと、そのタグの検索結果上部にある宣伝枠に、宣伝した動画が表示される。宣伝された動画は、動画再生が終了した後にその動画を宣伝したユーザーの名前がスポンサーとして表示されるようになる。

　生放送においては、宣伝したいカテゴリグループを指定してニコニコポイントを支払うと、指定したカテゴリグループの動画を見ているユーザーに向けて広告を表示して、指定した生放送番組へ誘導することができる。視聴しているユーザーの動画プレー
ヤー上部エリアには、宣伝した生放送の情報・宣伝ユーザーの名前・宣伝メッセージ・リンクが表示される。

　動画・生放送いずれも宣伝ユーザーの名前が表示される仕組みだが、「ニコニ広告名前変更機能」を使用すると、表示される名前を変更することができる。これにより、動画を宣伝したユーザーは自身が宣伝したことを隠すことができるようになり、現在インターネット上で話題になっている「ステマ」を簡単に行うことができる。

　1月20日から1月31日の期間中に実施する「ニコニコ新春ステマ祭り」では、通常100ptの「ニコニ広告名前変更機能」を無料で利用することができ、簡単に「ステマ」を行うことができるようになる。