【銘柄診断】竹内製作所は悪材料が出尽くし、足元の回復を見直す動きが強まる

2012年1月20日 09:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  竹内製作所 <6432> (JQS)が大底圏脱出の様相を呈してきた。建設機械が復興需要で伸びるとの思惑から昨年4月4日に1139円まで買い上げられた。しかしその後は中国向けの低迷懸念から下降トレンドに転換、昨年11月25日の437円まで長い調整を余儀なくされた。

  年明け1月12日にも445円まで再度売り込まれ不安定な状況にあったが、今2012年2月期第3四半期決算の業績盛り返しが明らかになり、見直し人気が高まってきている。今2月期中間決算の営業利益4億200万円に対し、第3四半期累計の営業利益は8億7900万円(前年同期3億2800万円)と、足元の業績回復が顕著になってきた。米国や欧州におけるミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダーの需要増加が大幅増益に寄与している。

  通期の見通し5億8000万円(前期7100万円)を大きく超過しており、最終的に上振れての着地は必死と思われる。足元の立ち直りを延長すれば、来2013年2月期はかなり鋭角度で立ち直ることになりそう。見直し相場にスタートを切ったようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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