スズキ、インドネシアに新工場建設用地を取得

2012年1月5日 11:18

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 スズキは4日、同社のインドネシア子会社「スズキ・インドモービル・モーター」社(PT. SUZUKI INDOMOBIL MOTOR、以下SIM)が、四輪車・二輪車の市場が拡大しているインドネシアで、新工場建設のための用地を取得したと発表した。SIMが取得した用地はジャカルタ東方の工業団地にあり、面積は約130万m2。土地取得のための投資額は約100億円。

 今回の土地取得は、内作化の促進による現地調達率の引き上げを目的としており、鋳造、鍛造、アルミダイキャスト等の部品製造を含むエンジン工場の建設を予定している。

 スズキは現在インドネシアに2ヶ所の工場があり、二輪車年間100万台、四輪車年間8万台の生産能力を持つが、今回の土地取得により、将来的な工場の集約や生産能力の増強も可能となる。

 SIMは、2012年の春頃に、7人乗り3列シートの乗用車を生産・販売する計画。また、インドネシアのグリーンカー政策に則したエコカーの生産についても検討しているという。

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