米、最先端の未来志向軍事技術がすごい

2012年1月4日 06:23

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記事提供元:スラド

masakun 曰く、 米国防総省高等研究計画局(DARPA)は、ダチョウロボットから空飛ぶ自動車、滞空時間5年間の航空機まで、さまざまな未来志向の軍事技術研究に投資しているそうだ(CNN.co.jp の記事CNN.com の記事)。

 ヘリコプターのホバリング状態からシームレスに飛行機の飛行に切り替えられる Disc-Rotor Compound Helicopter や滞空時間5年以上で監視および通信ミッションを行う Vulture (以上ボーイング社との研究)、変幻自在の軟体ロボット ChemBots や重さ450g で無線LAN通信機能を装備し行軍とともに自律的に通信体制を構築できる LANdroids (以上 iRobot 社)。さらに FastRunner と呼ばれるダチョウロボットは短距離走者並の移動速度を目指す二足歩行ロボット(MIT、Florida Institute for Human and Machine Cognition (IHMC))。Transformer にいたっては空飛ぶ戦車で、自動操縦機能をもち、タンク1個分の燃料で400キロ以上の運航。ほかにも宇宙ゴミから衛星を作り上げる Phoenix など、本当に実現可能なのか疑ってしまいたくなるものまで。

 それにしてもアメリカ国防総省は夢のある研究をたくさんお持ちですね(違)

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