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11月の訪日外国人は前年同月比13%減、中国は35%増で震災後初めてプラスに
日本政府観光局(JNTO)が16日に発表した11月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比13.1%減の55万1,900人で、東日本大震災が発生した3月以降9ヶ月連続でマイナスとなった。しかし、4月を底に、減少幅は徐々に縮小傾向にある。
一方、中国は前年同月比35.0%増となり、震災後初めてプラスに転じるとともに、11月単月で過去最高を記録した。2010年10月以降の訪日客数が、2010年9月の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件の影響により大きく減少した反動もあり、今年11月は大幅な増加率を示した。また、7月1日に、沖縄数次査証の発給が開始されたのに続き、9月1日に、中国人個人観光査証の発給要件が緩和され、さらに訪日旅行需要が喚起されたことも影響したと見られる。
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