中国初の空母、衛星写真公開される

2011年12月19日 10:00

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記事提供元:スラド

 capra 曰く、

 米国の衛星写真企業 DigitalGlobe が試験航行を行う中国初の空母の様子を公開した (NHK ニュースの記事本家 /. 記事より) 。

 この空母は元々は旧ソビエト連邦の海軍のために建設されていたものであったが、1991 年の旧ソ連崩壊とともに武装とエンジンを解除した状態で 1998 年にウクライナから中国に売却されたものであるという (/.J 記事) 。アドミラル・クズネツォフ級であるこの空母は全長 304.5 メートル、排水量は 58,500 トンとされている。

 中国国防省によるとこの空母は今年 8 月中旬に行われた初の試験航行後の整備調整を終え、更なる科学研究および実験を行うため 2 回目の試験航行を 11 月 29 日から実施していたとのことで、現在は大連に戻ったとされている。空母には複数のレーダーや通信機器が確認できるとのことで、甲板には艦船機誘導のための白線が引かれているのも見てとれる。

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