ラオックスの中国第1号店、南京市に12月31日オープン 日本式のサービスや環境を整備

2011年12月16日 19:51

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「楽購仕生活広場 銀河1号店」 外観イメージ図(画像:ラオックス)

「楽購仕生活広場 銀河1号店」 外観イメージ図(画像:ラオックス)[写真拡大]

 家電量販店のラオックスは16日、今年11月15日付で公表した、中国江蘇省南京市に開店する総合家電量販店の第1号店オープン日を、12月31日に決定したと発表した。

 店舗名は「楽購仕生活広場 銀河1号店」。フロア構成は1階から5階までで、売り場面積は12,000㎡、売上目標は年間3億元(約36億円)。今回のラオックス「楽購仕生活広場1号店」の出店は、中国で展開する同社親会社である蘇寧電器との、家電量販業としてはWブランドによる出店になる。

 楽購仕生活広場の最大の特徴は、家電を中心に生活という視点から日本式のサービスや商品、環境を整備しているところ。設計は日本の竹中工務店、丹青社がデザインし、各フロアごとにテーマ性をもたせた。1階のデジタル家電売り場は青を基調にハイテク、先進性を表現、2階のAV・ITコーナーは紫を基調に眩い色彩効果を演出、3階のキッチン生活家電コーナーは橙で家庭の温かさを表現、4階の白物大型家電コーナーは緑でエコをイメージ、5階は茶をベースに高級感と優雅さを演出し、フロア毎にメリハリをつけた展開になる。

 また、ラオックスといえば、秋葉原=サブカルチャーというイメージを中国でも浸透させるべく、アニメ、玩具、コスプレ等南京最大規模のサブカルチャー関連商品を展開する。展示や商品構成にレジャー性をもたせ、店舗にいるだけでワクワクするような雰囲気を演出する。

 さらに、ゆったりとして清潔感のある休憩スペースやホテル仕様の化粧室の設置というハード面でのエクセレントだけでなく、接客サービスも充実させ、子供たちの遊び場を設置したり、VIP専用売り場を設けたりと、ワンランク上のサービスを提供していく。

 今後、中期経営計画で公表しているとおり、2013年度までに30店舗の出店を予定している。


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