【今日の言葉】『オリンパスは上場継続か廃止か』=「有価証券虚偽記載」違反が問われる

2011年12月16日 10:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『オリンパスは上場継続か廃止か』=「有価証券虚偽記載」違反が問われているオリンパス <7733> 。過去の決算書訂正と、遅れていた今年第2四半期(4~9月)決算を期限いっぱいの14日(水)に発表。しかし、これによって虚偽記載問題が帳消しになるわけではない。発表された決算書類を信じて、つい4年前の2007年10月に5320円(その後の安値は今年11月の424円)で買い、損失を被っている投資家がいる。投資は本来、投資家の自己責任だが、それはあくまで公表資料にインチキがないという前提である。

  とくに、今回のオリンパスの損失隠しの不正決算は歴代の経営トップが関り、しかも、普通一般では考えつかない手法などの「悪質性」が指摘されている。今やオリンパスはマーケットにとって商いの稼げる人気銘柄。上場廃止にならないで欲しいと願う声もある。取引の公正、情報の公平公正性を守り、2014年には「日本取引所グループ」に生まれ変わり世界の取引所に君臨しようとする東京証券取引所がオリンパス株を上場継続するか、廃止とするか判断が注目されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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