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【銘柄診断】クラリオンはダブル底を形成して出直りへ向く、好業績がサポート
記事提供元:日本インタビュ新聞社
クラリオン <6796> は7月27日の戻り高値175円から調整場面に入っていたが、10月4日の117円と11月21日の119円でダブル底を形成、そこから定石どおりの戻り相場入りとなっている。
高値時には今2012年3月期9月中間決算の営業利益が期初の10億円の損失見通しから一転、7億円の黒字(前年同期22億9600万円)に修正され、好業績見直しの動きが広がったことが背景。東日本大震災後の部品サプライヤーからの調達、及び自動車メーカーの車両生産が想定以上に急ピッチで進み自動車用音響機器が回復したことによるもの。
その後も好調が続いていることを踏まえ、今3月期の見通しも営業利益は35億円から53億円(前期49億3600万円)へ引き上げられた。こうした好業績が評価されなかったのはタイの洪水被害が懸念されていたため。同社はタイの洪水について、設備などへの直接的な被害はないが、顧客や部品調達先などサプライチェーンの一部に影響が及ぶ恐れがあるとし、それらは業績の読みに含んでいる。懸念材料は後退している。もう一段の戻りが期待できそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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