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【銘柄診断】日本電工は明らかに売られ過ぎ水準、本格出直り相場入りが有力に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日本電工 <5563> が長い整理を完了して出直りの途についてきた。1月12日の年初来高値691円から11月24日の年初来安値306円までの下げは、期間にして約10ヶ月、下げ率56%と、十分に整理を経験した。
今2011年12月期第3四半期累計の営業利益は71億5400万円と前年同期比6%減益となった。主力の合金鉄事業は、販売量は若干増加したが、円高で販売価格が低下したことなどが響いた。
今12月期通期については営業利益97億円(前期比5.3%減の見通しを据え置いた。今年2月にマンガン酸リチウムの第2大型工場が稼働した新素材事業が、自動車用大型電池向けを中心に大きく売り上げを伸ばしている。
こうした足元の状況を見ると、株価がここまで売り込まれなければならない合理的な理由は見当たらない。PBRは0.8倍の割安水準。アナリスト筋は、来2012年12月期は増益転換を想定していることもあって、本格出直り相場に転じる可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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