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【銘柄診断】明豊エンタープライズは再建への歩みをウォッチする展開が続く
記事提供元:日本インタビュ新聞社
明豊エンタープライズ <8927> (JQS)は9月28日の年初来安値43円を底に急速に出直り機運を強めている。前2011年7月期決算の下方修正、その決算発表の遅れ、継続企業の前提に関する事項の注記などの困難な企業環境を映し、震災後は安値圏での低迷が続いていた。
さらに9月27日には筆頭株主のタワー投資顧問の持ち株比率が10.38%から7.41%に低下したことが明らかになり、さらなる大株主の売却を不安視する売りが増えて年初来安値43円まで大きく売り込まれた。
しかし、中立的な第三者機関であるADR事業者を介して事業再生を図るADR手続きの利用を申請、それが受理されたことをきっかけに株価は次第に見直し買いが優る展開に入ってきた。
その後、第1回債権者会議、支援スポンサーの選定など、フォローの材料が続いた。しかし、スポンサーの意向を反映した事業再生計画案の策定の遅れから第二回債権者会議がプランの12月7日から1月10日に延期となり、再建への懐疑が強まり足元は軟化場面。再建への歩みをウォッチする展開が続きそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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