【銘柄診断】ツルハHDは11月月次売上高連続プラスも利益確定売り

2011年12月1日 18:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ツルハホールディングス <3391> は1日、65円安の3955円と続落した。11月30日大引け後に今年11月の月次営業速報を発表、売上高が連続してプラスをキープして内需関連の割安株買いが増勢となったが、フシ目の4000円台で利益確定売りも交錯した。

  11月月次売上高は、既存店が、前年同月比4.3%増、これに10店舗の新規開店(閉店7店舗)を加えた全店が、6.9%増となり、今5月期に入った6月以来、6カ月プラスが続き、累計でもそれぞれ3.2%増、6.4%増と順調に推移した。客数、客単価とも前年同月比プラスとなっており、連続プラス要因となった。

  同社は、この月次売上高の連続プラスで業績も好調に推移、今期第1四半期(1Q)業績は、2ケタ増益と続伸して高い利益進捗率を示しており、5月通期純利益は、89億2100万円(前期比13%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、1Qの好決算をテコに年初来高値4380円まで買い進まれて4000円台出没の高値調整を続けていた。目先売り一巡後にPER10倍台の割安修正で高値へのキャッチアップが見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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