【銘柄診断】プリマハムは消費者の内食指向の流れを背景に好業績の定着に期待

2011年12月1日 18:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プリマハム <2281> は1日、3円高120円まで上げて年初来高値を更新した。

  同社は10月25日に今2012年3月期の9月中間決算について営業利益を28億円から37億円(前年同期30億7500万円)に増額修正した。

  その後、中間決算発表時に通期の営業利益を52億円から65億円(前期67億6600万円)に修正、業績が着実な向上路線に入っているイメージを呼び込み、見直し買いのボリュームアップにつながっている。

  内食志向の高まりを背景にスーパー向けなどにハム・ソーセージや総菜の販売が好調で、売れ筋商品への集約で利益率も上昇している。消費者の節約志向は定着の様相を強めているだけに、好業績が一貫性に終わるのではなく、トレンドとして定着の可能性が強いと見られている。

  今3月期の配当については2円の予定だが、好業績をバックに増配でも実現するようだと、株価には強いインパクトになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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