【銘柄診断】キムラユニティーは来期業績停滞懸念が薄れる、着実な訂正高へ

2011年11月29日 16:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  キムラユニティー <9368> は29日、3円高の640円と続伸している。ここへきて整理色を強めていたが訂正高となっている。

  今2011年3月期の第1四半期は主要顧客を中心とした工場等の稼動停止の影響により主力の物流部門がダウンした。しかしサプライチェーンの回復により第2四半期以降回復感を強め、9月中間決算の営業利益は当初の2億2000万円を上回り3億5700万円(前年同期5億4200万円)への上振れ着地となった。

  包装、梱包、入出庫作業などを行う物流サービス事業は主要顧客からの受注が増加し、中国では天津及び広州の子会社が順調に拡大。中間決算の好調を踏まえ、今3月期通期も従来の8億8000万円から11億8000万円(前期9億8000万円)へ増額修正された。

  従ってここへきての下げも全体の調整の余波を受けたものと言える。PBRは0.4倍まで低下してきただけに、全体の地合いさえ落ち着けばすぐに株価も出直り相場に転じることが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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