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【銘柄診断】東京エレクトロンは足元の悪材料織り込みを終え、好材料を待つ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
東京エレクトロン <8035> は底値から一段戻した水準でのもみ合い場面。チャートは8月26日の3335円、10月4日の3325円でダブル底を形成しており、相場は基調的には戻り相場に入ったと見て取れる。
今2012年3月期は9月中間決算が営業利益368億5900万円と前年同期比12.9%ダウン。今3月期通期も営業利益570億円と前期比41.8%の減益見込みとさえない。スマートフォン等の携帯端末機器向けにフラッシュメモリーやプロセッサー需要の高まりが期待されたものの、コンピュータ向けの落ち込みを補いきれない。
ただ、こうした中、同社は設備投資に450億円を投じ、研究開発計画は790億円から810億円に増額するなど、先を見据えた投資は非常に積極的だ。また、開発負担の増大もあり、半導体メーカーが縮小する傾向にあり、技術力の高い同社にとっては収益拡大に結びつく環境にある。当面の悪材料を織り込み、好材料がやってくるのを待つ展開が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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