【銘柄診断】ナブテスコは好業績に再度の見直し買い流入も、戻り二波を待つ

2011年11月16日 19:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ナブテスコ <6268> は3月15日の安値1500円から、4月1日には2126円と年初来高値に水準を切り上げ、震災からの素早いリカバーを見せた。

  一呼吸入れ5月6日には2097円円と再び高値にチャレンジ、微調整を入れ8月1日には2064円まで切り返すなど、買いが波状的に訪れ、市場の期待値がかなり高いことがうかがえる。

  精密減速機が国内外の産業用ロボットの需要拡大を受けて伸び、中国など新興国で建設機械向け油圧機器が好調に推移、今2012年3月期の営業利益は225億円から229億円(前期202億1200万円)に増額された。ただ、増額幅が事前の予想より小さかったため失望感が広がり、処分売りを引き出す結果になってしまった。

  産業用ロボットの関節に使用される精密機器では世界市場シェア約60%とトップを誇り、ニッチの分野での成長を支えに中期展望は明るい。10月5日の底値1319円から10月28日の1818円まで戻り一波を演じた後の値固め場面を経過中だが、再度の増額期待などかかえ、戻り二波を待っている足取り。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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