【銘柄診断】牧野フライス製作所は株価が割安圏内まで下げる、あく抜け相場へ

2011年11月15日 18:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  牧野フライス製作所 <6135> は3月15日の安値533円をボトムに5月11日には812円と3月4日の807円を上回り年初来高値を更新した。そこからほぼ3か月の調整を入れ、8月1日には803円と年初来高値に肉薄する戻りを見せた。しかし、そこから人気は一気に冷え込み10月5日には410円と3月安値533円を下に突き抜ける急落に見舞われた。

  10月31日に発表された今2012年3月期の業績見通しで営業利益が70億円から62億円(前期28億4000万円)へ減額されており、株価はそれを先回りして売る動きがあったようだ。しかし、実際の決算発表後はあく抜けの動きに転じてきた。

  また、ここへきてタイの洪水で日本の自動車、精密機械メーカーの工作機械更新の動きが強まるとの見方が出てきたことも強材料だ。世界の製造拠点に成長した中国では人件費増などで省力化需要は強く、工作機械業界の成長は続くものと見られている。PBRは0.7倍台にまで下がってきただけに、株価の底値感は強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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