トヨタ、東京モーターショーに新型HV「アクア」やPHVプリウスなど出展

2011年11月15日 14:47

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TOYOTA Fun-Vii(画像提供:トヨタ自動車)

TOYOTA Fun-Vii(画像提供:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は15日、11月30日から12月11日までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界はクルマで変えられる。“Mobility can change the world”」をテーマに開催される第42回東京モーターショー2011に、「FUN TO DRIVE, AGAIN.」の考えのもと、クルマのもつ「夢・楽しさ」を改めて提案、様々な参考出品車を発表すると発表した。

 トヨタでは、ヒトとクルマと社会が“つながる”将来の姿を具現化したコンセプトカー、クルマ本来の魅力である運転する楽しさ・所有する歓びを提案する小型FRスポーツ、また、CO2排出量抑制、エネルギー多様化への対応などを念頭に、本格的な普及に最も適したエコカーと考えられるプラグインハイブリッド車(PHV)をはじめ多彩な次世代環境車などを出展する。

 具体的には、今回トヨタが出展する主要車両は、“つながる”コンセプトカー「TOYOTA Fun-Vii(トヨタ ファン ヴィー)」、小型FRスポーツ、プラグインハイブリッド車 「Prius Plug-in Hybrid(プリウス プラグイン ハイブリッド)」、燃料電池自動車 「FCV-R(エフシーヴイ アール)」、都市型電気自動車 「FT-EV III(エフティー イーブイスリー)」、コンパクトクラスのハイブリッド専用モデル 「AQUA(アクア)」となる。

 「TOYOTA Fun-Vii」(世界初出展)は、ヒトとクルマと社会が“つながる”未来の姿を具現化したコンセプトカー。「小型FRスポーツ」(世界初出展)は、富士重工業とトヨタが共同開発した小型FRスポーツのプロトタイプモデル。「Prius Plug-in Hybrid」(日本初出展)は、家庭用電源などから充電ができ、電気自動車とハイブリッド車の特長を併せ持つエコカー。

 また、「FCV-R」(世界初出展)は、実用性の高いセダンタイプの次世代燃料電池自動車コンセプト。「FT-EV III」(世界初出展)は、近距離移動に適した“超小型軽量パッケージ”の電気自動車コンセプト。「AQUA」(世界初出展)は、「より多くのお客様にハイブリッドカーのうれしさ」を届けるために、「圧倒的な低燃費」、「使いやすさ・楽しさ」、「お求めやすい価格」を追求したコンパクトクラスのハイブリッド専用モデル。

 また、会場外では、東京モーターショー開催期間中、MEGAWEB(東京都江東区)において、一部の出展車両に試乗できる参加・体験型イベントを開催し、未来を体感してもらう。さらに、東京モーターショーのポータルサイトを開設し、様々な情報を提供するとともに、「ガズーメタポリス」でのヴァーチャルイベントなどを紹介する。

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