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【今日の言葉】『7~9月のGDP好調』=プラスは4期ぶり
『7~9月のGDP好調』=14日(月)、内閣府が発表した今年(2011年)7~9月期の実質GDP(国内総生産)は、4~6月期に比べ1.5%の増加。年率換算で6.0%増と好調だった。プラスとなったのは4期ぶり。
震災で被害を受けた生産及び供給網が回復、個人消費にも「自粛ムード」がやや薄らぎ、住宅等の復興需要も出ているようだ。ただ、株式マーケットでは、震災発生直後の3月下旬から4月上旬に、復興関連銘柄を買い上げ、既に、今回のGDP回復を先取りしていた。
通常、GDPが2期間続けてプラスとなれば、「景気回復」と判断される。今後、10~12月期がプラスとなるかどうかが最大のポイント。しかし、タイ洪水の影響も予想されるし、とくに、10、11月にはオリンパス <7733> 株など名門株が大きく下げるなど株安は消費にとってはマイナスとなっていることも予想される。14日(月)の日経平均はGDPを好感したものの100円超の値上りにとどまり、反発力に力強さは感じられない。東証の時価総額もGDP額を大きく下回っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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