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【銘柄診断】ユニ・チャームは、先行した株価が足元の業績追随を待つ局面に
ユニ・チャーム <8113> は9月29日の年初来高値3820円からの調整局面。
10月29日に発表された今2012年3月期9月中間決算は営業利益が254億5700万円と前年同期比14.8%増の好調な決算となった。
国内は紙おむつ、生理用品などで高付加価値商品を投入し商品ラインアップが拡充、海外はアジアを中心とした販売エリアの拡大とプロモーション活動強化に注力したことが好業績の背景。
そうした好調を受け今3月期の見通しについて営業利益490億円を510億円(前期465億6100万円)に増額修正した。
ただ、好決算発表後の株価は反応が鈍い。株価は中勢波動で見ると2009年4月の1916円を起点に今年9月の3820円まで雄大なスケールでの上昇波動を描いてきた。その背景は、アジアでの需要増を軸に成長力を取り戻した姿が評価されてきたもの。その意味では、今3月期の業績好調も想定の範囲内との受け止め方がされたようだ。
PERも21倍とそれなりの水準に達している。先行した株価が業績追随を待つかたちで、やや調整色気味の展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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