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【銘柄診断】ニッセンHDはパンチのある材料に欠け、もみ合い継続へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ニッセンホールディングス <8248> は震災後の安値324円からの修復相場は思うように進まず、もみ合い場面に終始している。
今2011年12月期第3四半期累計決算では営業利益13億2400万円と前年同期比24.7%増を確保した。新規カタログの創刊など積極的な販促活動の実施、スマートフォンなど新デバイスへの対応などが奏功。
商品別では、値ごろ感のある価格設定を実施した家具・インテリア商品が伸びた。今12月期通期については営業利益38億円(前期比18.9%増)を想定している。
中国で通販事業を展開する企業と資本業務提携することを9月5日付で発表。中国での本格的な事業展開への足がかりとして注目されそう。
PBR1倍台、PER8倍台と投資指標もそれなりに割安。ただ、株価を刺激するほどのパンチ力のある材料が見当たらない。瞬間的な上振れ場面もありそうだが、それが上昇トレンドにつながるのは難しいかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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