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【銘柄診断】丸紅建材リースは復興需要増加を受けた業績の増額修正が有力に
丸紅建材リース <9763> は4月15日の年初来高値211円からほぼ一貫した調整局面にある。高値は復興需要による業績好転を先取りしたものだが、当時はまだ業績に反映される状況にはなく、思惑買いによる株価行き過ぎ感から、見切り売りが先行する流れとなっている。
ただ、今2012年3月期の9月中間決算は2億4500万円(前年同期は3億6700万円の損失)と、すこぶる好調な決算となった。震災後の復旧・復興工事発注の遅れはあったが、前期に公表した原価や販管費の削減を中心とした経営合理化策が利益向上につながった。中間決算の好調を踏まえ、今3月期通期の営業利益が期初の1億5000万円から3億5000万円(前期5億1300万円の損失)に増額された。
しかし、復興需要本格化のための第3次補正予算の成立が時間の問題となり、同社にもその恩恵が現れることが予想される。それに利益急増をもたらした経営合理化が加わるだけに、9月中間決算で進捗率70%に達している営業利益は先行き増額の可能性が強そう。整理一巡感とあいまって、出直りのタイミングを模索する展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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