BMW、SAV「BMW X1」に新世代エンジンを搭載したニューモデルを発売

2011年10月31日 16:55

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BMW、SAV「BMW X1」に新世代エンジンを搭載したニューモデルを発売(画像提供:BMW)

BMW、SAV「BMW X1」に新世代エンジンを搭載したニューモデルを発売(画像提供:BMW)[写真拡大]

 ビー・エム・ダブリュー(BMW)は31日、プレミアム・コンパクト・セグメントにおける唯一のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「BMW X1(エックス・ワン)」に、ダイナミックな走りと高い環境性能を兼ね備えた「ニューBMW X1 xDrive20i(エックス・ドライブ・ニー・マル・アイ)」、ならびに、「ニューBMW X1 xDrive28i(ニー・ハチ・アイ)」をラインアップに追加し、全国のBMW正規ディーラーで、本日から販売を開始すると発表した。納車は、2011年11月上旬からの予定。

 「BMW X1」は、セミ・コマンド・シート・ポジションや開放感のあるインテリア・スペースといった、SAVモデルの様々な特長を備えながら、BMWならではの駆けぬける歓びを表現したモデルであり、プレミアム・コンパクト・セグメント唯一のSAVとして人気を博している。

 今回導入する「ニューBMW X1 xDrive20i」は、BMWのインテリジェントな電子制御式4輪駆動システムであるxDriveの新たなエントリー・モデルに、そして「ニューBMW X1 xDrive28i」は、xDrive25iに代わるBMW X1のラインアップにおける新たなトップ・モデルとなる。いずれのモデルにも、新開発の2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、スポーティなパワー・フィールを驚くほどの低燃費と低排出ガスで実現している。

 この新世代エンジンは、高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システム、インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック、吸気と排気のバルブ・タイミングを最適に調整するダブルVANOS(バリアブル・カムシャフト・コントロール)、そして排出ガスを効率よくエネルギーに変換するツインスクロール・ターボチャージャーといった革新技術を組み合わせたBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用し、「ニューBMW X1 xDrive20i」においては最高出力135kW(184ps)/5,000rpmおよび最大トルク270Nm/1,250-4,500rpmを発生、「ニューBMW X1 xDrive28i」においては最高出力180kW(245ps)/5,000rpmおよび最大トルク350Nm/1,250-4,800rpmを発生し、低回転から広い回転域で最大トルクを発生させる事が可能となっている。

 さらに、このパワフルなエンジンに、極めて滑らかで精確なギヤ・シフトを実現した8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせることで、この卓越したパワーを無駄なく路面に伝えるとともに、燃料消費量のさらなる低減を実現している。

 数々の革新技術の採用により、10-15モード燃料消費率は「ニューBMW X1 xDrive20i」で12.4km/L、そして「ニューBMW X1 xDrive28i」では12.2km/Lとなり、いずれのモデルも「平成22年度燃費基準+15%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成、エコカー減税対象モデルの認定を受け、自動車取得税および重量税が50%減税される。

 価格は、「ニューBMW X1 xDrive20i」が424万円で、「ニューBMW X1 xDrive28i」が495万円。

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