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【新聞&雑誌から投資ヒント】解任されたオリンパス外国人社長の言い分
【日経ビジネスが単独インタビュー】
■老舗銘柄投資の参考に
外国人社長の「解任」から、株価が急落したオリンパス <7733> 。直近高値2526円(10月13日)から59.9%下げた24日(月)の1012円でひとまず底打ちしたものの戻りは極めて鈍い。そんな中、日経ビジネス最新号(10月31日)で、オリンパス社長を解任されたマイケル・ウッド・フォード氏の単独インタビューを5ページにわたり掲載している。
記事内容によると、マイケル前社長は、雑誌「ファクタ」8月号によってオリンパスが過去に行った買収を知ったという。とくに、同氏が問題視したのが買収後に買収価格の3分の1に当る約520億円もの手数料を財務アドバイザーに払っていたことで、それまで同氏はその事実をまったく知らなかったと、インタビューの中で強調している。
このことを巡って、マイケル・ウッド・フォード当時社長と菊川剛当時会長生との間で対立の生じたことが生々しく語られている。結局、取締役会でマイケル・ウッド・フォード氏は社長を解任されたという。同氏は過去に欧州法人で起きた2度の社内の不正事件について明らかにした経験があるという。
マイケル・ウッド・フォード氏のあと、代表取締役会長兼社長に就いた菊川剛氏は、去る、26日(水)でその職を離れている。わずか2週間だった。
オリンパスは1919年設立の老舗。日経ビジネスは、さらに2ページで、「老舗企業はどこで躓いたのか」と分析記事を取り上げている。JAL、東京電力など老舗名門企業に相次ぐ株価の大暴落。今後の老舗銘柄投資を考えるうえでも参考となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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