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フリーゲージトレイン、実用化へ大きく前進
記事提供元:スラド
sillywalk 曰く、 国土交通省は10月27日、標準軌と狭軌の両方の線路を走行可能な「軌間可変電車(フリーゲージトレイン: FGT)」について、国が設置した有識者らによる軌間可変技術評価委員会で「実用化に向けた基本的な走行性能に関する技術は確立している」と評価されたことを発表しました(報道発表資料、別添資料: PDF、YOMIURI ONLINEの記事)。
別添資料によると、昨年9月の技術評価では在来線(狭軌)の曲線区間における走行性能が目標速度を下回る点が指摘されていました。これを踏まえて実施された今年6月~9月のJR予讃線での走行試験では、台車の小型・軽量化、軌道のロングレール化などにより、現行特急並みの走行性能となることが確認されたとのことです。
FGTは九州新幹線長崎ルートに導入予定ですが、すでに新幹線区間において目標速度(270km/h)に達しています。今回、委員会の評価を得たことで、FGT開発は実用化に向けて大きく前進することとなります。
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