大日印、公衆無線LAN利用者向けのプッシュ型情報配信サービスを開始

2011年10月27日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 スマートフォンやタブレット端末を利用し、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで積極的に情報発信する生活者が増えている。一方、企業側は、集客を目的に店舗やイベント会場などに情報の収集・発信のアクセスポイントとなる公衆無線LANの環境を構築し、その場でスマートフォンなどを利用できるサービスを提供しているが、ターゲットとする生活者が、企業が望むタイミングでプロモーション情報にアクセスすることは極めて稀である。

 そんな中、大日本印刷(以下:DNP)は26日、コネクトフリーと共同で、公衆無線LANを使ってスマートフォンなどのモバイル端末を利用する生活者向けに、プッシュ型で広告やキャンペーン情報などを配信するサービスを同日に開始した。

 同サービスは、コネクトフリーが展開する公衆無線LANを利用した、生活者への情報配信サービス「connectFree」を活用し、DNPの顧客企業の広告やキャンペーン、イベントなどの情報を配信するもので、公衆無線LANを利用して、スマートフォンなどのモバイル端末で閲覧したすべてのウェブサイト上に自動的に広告やお得情報を表示してプロモーションを行うことができる。今回DNPは、グループ会社の店舗である「MARUZEN&ジュンク堂 渋谷店」にて、当サービスを利用しての蔵書の在庫検索や、Twitterによる情報発信、ECサイトへの誘導などを提供することを発表している。

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