ミュージカル『冬のソナタ』、次世代“韓流観光商品”として急浮上

2011年10月25日 11:50

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ミュージカル『冬のソナタ』が次世代の韓流観光商品として急浮上している。

ミュージカル『冬のソナタ』が次世代の韓流観光商品として急浮上している。[写真拡大]

 ミュージカル『冬のソナタ』が次世代の韓流観光商品として急浮上している。

 アジアの韓流ブームを呼び起こし、韓国代表優秀作に選ばれてきたドラマ『冬のソナタ』を舞台に移し、新たな感性を伝えるミュージカル『冬のソナタ』。このミュージカルに日本からの観客が多数訪れているという。

 『冬のソナタ』は、日本を熱くした韓流を代表する最高のコンテンツで、ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、故パク・ヨンハなどを最高の韓流スターに押し上げた作品だ。 日本の冬のソナタブームは2006年に上演されたミュージカル『冬のソナタ』にまで続き、1,200席規模の大劇場で華やかなオーケストラと合唱によって雄壮な音楽で再誕生した『冬のソナタ』が、観客らの熱い関心を受けた。

 そのような中、2006年のミュージカル版『冬のソナタ』の感動を忘れることが出来ない日本の観客らの足が、現在韓国で公演中のミュージカル『冬のソナタ』公演会場に向いているという。

 日本公演に比べて原作に忠実に修正されながら、ドラマでの感動を舞台にそのまま持ってきたミュージカル『冬のソナタ』は、観客との距離を縮めることのできる小劇場公演で上演されており、原作特有の叙情的で純粋な感性と俳優らの動き、緊迫感あふれる呼吸、生き生きしたライブにより『冬のソナタ』の魅力を最大限に表現していると評価されている。

 このように現在公演中のミュージカル『冬のソナタ』はこ『冬のソナタ』のクラシックで純粋で美しい愛の感性をより一層生き生きと伝え、韓国国内の観客から日本の観客までひきつけ、次世代韓流観光商品として期待を集めている。

 ミュージカル『冬のソナタ』の関係者は、「ミュージカル『冬のソナタ』は純粋な初恋のときめきと痛み、かすかな記憶と思い出の意味を叙情的な音楽でつなぎ、 感情を極大化させて観客らに伝えている。『冬のソナタ』を愛してくれた日本ファンたちのために日本語字幕を提供し、国内の観客が感じる生き生きとした雰囲気とその感動を同じように感じられるよう努力した。 日本公演とはまた違った感動があるといううわさが広がり、日本の観客らの関心と期待がより一層集まっているようだ。 これを反映するかのように最近旅行会社からの問い合わせが殺到している」として日本の観客からの熱い反応を伝えた。

 ドラマ『秋の童話』『冬のソナタ』で韓流を引っ張ってきたユン・ソクホ監督が総括プロデューサーおよび芸術監督を引き受け、俳優キム・テハン(チュンサン役)、チェ・スジン(ユジン役)の見事な共演で、ドラマとは違った魅力を見せているミュージカル『冬のソナタ』は、9月27日にミョンボアートホールで幕を上げた。インターパークとイエス24を通じて前売り券購入が可能だ。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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