【銘柄診断】アーバネットコーポレーションは超割安水準、大駆けの期待は十分

2011年10月20日 17:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アーバネットコーポレーション <3242> はもみ合い場面を継続中。震災後の3月15日の年初来安値、1万7800円からそれなりにリバウンドの動きを見せたが、震災前の水準を取り戻すことができず値固めに移行している。

  ただ、投資指標は強烈に割安な水準に位置しており、市場の目が向きさえすればいつでも本格出直りに移行できる足取り。相場のきっかけを求めている展開。

  同社の主力商品は投資用ワンルームマンション。主たる取引先であり、株主でもある株式会社明和との包括的なパートナーシップ契約のもと、強固な関係を維持するとともに、販売先となるワンルーム販売会社数を厳選しつつ増加させている。

  また、ファミリーマンションやコンパクトマンション等の分譲型マンションにおいても、実績のある外部販売会社と積極的に業務提携を行い、販売力強化に力を注いでいる。そうした効果が実を結び、前2011年6月期は営業利益2億3600万円と、前々期比12.5%増益を確保し、今2012年6月期も営業利益3億6500万円と前期比54.1%の大幅増益を見込んでいる。販売力強化の営業方針の効果が如実に現れている。

  今6月期で3期連続の増益となる。そうした業績上昇基調の中でPER3.9倍は余りにも割安。配当利回り6.3%も買い安心感を与える高い水準である。株価の修正を拒んでいるのは薄商いだけである。一度市場の目が向けば大駆けが期待できる銘柄である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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