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インドネシアに東芝ホームアプライアンスの洗濯機製造工場を設立
記事提供元:エコノミックニュース
インドネシアの洗濯機市場は東南アジア最大の市場であり、さらにその規模は年々拡大する傾向にあり、2010年度の需要は推定177万台で、今後も年率20%以上の伸長が見込まれている。中でも二槽式洗濯機は全体の6割強を占めているという。
そのような中、東芝ホームアプライアンスは、海外事業強化の一環として、インドネシアに洗濯機の製造工場を新設。新工場での製造は東南アジア、中近東で市場の約40%を占める二槽式洗濯機から開始する。新工場を加えることで、グローバル市場における洗濯機の供給能力を高め、二槽式洗濯機の生産能力として、2015年度には2011年度の約2倍となる年間約100万台を確保する。
新工場は東芝のテレビ製造工場である東芝家電製造インドネシア社の敷地内に建設。製品は同工場内に新設する洗濯機事業部において、約350名の人員体制で製造する。新建屋の中2階を含めた延べ床面積は18,000m2で、2012年夏頃に竣工し、2012年の年末に商品を出荷予定。なお、2012年の建屋完成、稼動までの投資予定額は、約30億円となっている。
同社は、現在インドネシア市場においてタイの製造拠点(東芝家電製造タイ社)からの輸入完成品を販売しているが、今後も市場の大幅な伸びが期待されることから、成長著しいインドネシアに製造工場を新設し、商品供給力とコスト競争力を強化する。同社は、新工場をインドネシアで現地のニーズに適合した商品を製造する拠点としてだけでなく、タイ、中国の製造拠点(東芝家電製造(南海)有限公司)と並び、東南アジア、中近東、日本に洗濯機を供給するグローバル製造拠点のひとつとして位置付けている。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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