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【銘柄診断】ワークマンは月次売上げの好調が続く、慎重な見通しは再び増額へ
ワークマン<7564>(JQS)は震災後の3月14日に一時1391円の年初来安値に売り込まれたが、そこからの戻りは素早く、3月25日に1800円の年初来高値に買い進まれた。[写真拡大]
ワークマン <7564> は震災後の3月14日に一時1391円の年初来安値に売り込まれたが、そこからの戻りは素早く、3月25日に1800円の年初来高値に買い進まれた。その後6月まではもみ合い場面に終始していたが、今2012年3月期第1四半期の既存店ベースの売上げが15.9%増を記録したことが7月1日に伝えられ、そこから一気に離れ足となった。
今3月期第1四半期は例年よりも気温が高く、節電に伴う暑さ対策で機能性を高めたTシャツ、作業服など夏物衣料の販売が予想以上に好調に推移したため、営業利益は16億8300万円と前年同期比61.2%増を達成した。つれて、今3月期中間決算の営業利益を20億円から26億6000万円(前年同期18億800万円)へ増額した。しかし、第2四半期の既存店売上げは前年同期比13.1%増と第1四半期に続き好調をキープしている。第2四半期を慎重に見た9月中間期の見通しは再び見直しとなる可能性が強くなってきたようだ。
夏物キャップ、Tシャツ、加工手袋などでEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品92アイテムを開発し低価格政策の推進に取り組んでいる。社会の節約ムードの高まりを背景に風もフォロー。株価は高値圏へ水準を切り上げてきたが、再度の増額が株価を押し上げる原動力になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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